1. イントロダクション ―談話における倒置文の芽生え― [URL]
2012-06-18 16:39:46 ID:117
1. イントロダクション ―談話における倒置文の芽生え― [URL]
2012-06-18 16:39:46 ID:117
2. 倒置文の制約について [URL]
2012-06-18 16:41:31 ID:118
この回では、談話における倒置文の芽生えを観察した前回の内容を踏まえ、会話分析の観点から倒置構文について触れます。
また、高見健一氏の先行研究を引いて、倒置文にならない例文や、倒置文の制約についても解説します。
(管理人)
【この回の参考文献】
高見健一(1995)『機能的構文論による日英語比較』くろしお出版
3. 後置される要素 [URL]
2012-06-18 16:42:57 ID:119
この回では、倒置文などで後置されている要素について解説。
文脈上明確な要素であっても後置されている例や、日本語と英語の代名詞の後置についての比較などを見ていきます。
(管理人)
4. Giveness Hierachyにおける英語の例(1) [URL]
2012-06-18 16:43:48 ID:120
この回では、前回取り上げた代名詞の後置に関連して、"Giveness
Hierachy"(話し手のと聞き手の間で共有している度合い)という考えをもとに、英語における代名詞の使われ方に焦点を当てていきます。
(管理人)
【この回の参考文献】
Gundel, jeanette K., Nancy Hedberg and Ron Zacharski(1993) "Cognitive status and the form of referring expressions in discourse" Language 69
5. Giveness Hierachyにおける英語の例(2) [URL]
2012-06-18 16:44:34 ID:121
今回は、前回に続いて、"Giveness Hierachy"という考えをもとにした代名詞の使われ方を解説。
話し手と聞き手の間で共有されてされている場合に使われる"it"や"that"について観察します。
(管理人)
6. Giveness Hierachyによる日本語データ [URL]
2012-06-18 16:45:30 ID:122
ここでは補足として、前回の講義で解説したGiveness Hierachyについて、日本語を集計したデータを紹介。
「in focus」「familiar」など、対象への認識に対して「これ」「このN」「N」など、どんな形式が使われているかということを分析します。
(管理人)
7. 名詞句の意識度のハイアラーキー(1) ―トピック焦点― [URL]
2012-06-18 16:46:37 ID:123
この回では、これまでの講義で紹介してきたGivenness Hierachyと、高見健一の制約における焦点とを合体した「名詞句の意識度のハイアラーキー」を提案。
これにより、日本語倒置文において、名詞句の意識度の強さと、どのくらい後置要素として容認されやすいかということの関係を考えます。
(管理人)
【この回の参考文献】
藤井洋子(1995)「日本語の語順の逆転について ―会話の中の情報の流れを中心に―」 高見健一編『日英語の右方移動構文 - その構造と機能- 』ひつじ書房
8. 名詞句の意識度のハイアラーキー(2) ―旧情報活性化― [URL]
2012-06-18 16:47:21 ID:124
前回の講義で提示した、以下の「名詞句の意識度のハイアラーキー」について、引き続き、意識度に沿って実際にどんな倒置表現があるかを観察。
今回は、あいまい性を忌避する「旧情 報活性化」の倒置を取り上げます。
(管理人)
9. 名詞句の意識度のハイアラーキー(3) ―補足情報ほか― [URL]
2012-06-18 16:48:20 ID:125
引き続き、「名詞句の意識度のハイアラーキー」について、意識度に沿って実際にどんな倒置表現があるかを観察。
今回は、「補足情報」、「詳細情報」、「なじみ情報」、「同定可能」、「新情報提示」の倒置を取り上げます。
(管理人)
10. 名詞句の意識度のハイアラーキー(4) ―新情報提示、新情報焦点― [URL]
2012-06-18 16:49:11 ID:126
11. 副詞・副詞節の倒置 [URL]
2012-06-18 16:49:56 ID:127
12. まとめ [URL]
2012-06-18 16:50:41 ID:128
最終回となる今回の講義では、倒置文が基本的には前部要素に対する情報を補う方策であることを確認し、そのうえで、倒置文の後置要素にどんなものがくるかということについて振り返ります。
(管理人)